六斎市(ろくさいいち)は、月に6回行われる定期市のことです。鎌倉時代の定期市は、月3回の三斎市でしたが、室町時代には余剰農作物などが増えたり、貨幣経済が浸透したりしたこともあり、定期市の回数が6回に増えました。三斎市は、たとえば、四が付く日(四日市)に開催するとされましたが、六斎市では、さらに、たとえば、四と八が付く日に市が開催されました。
ざっくり用語解説
六斎市(ろくさいいち)は、月に6回行われる定期市のことです。鎌倉時代の定期市は、月3回の三斎市でしたが、室町時代には余剰農作物などが増えたり、貨幣経済が浸透したりしたこともあり、定期市の回数が6回に増えました。三斎市は、たとえば、四が付く日(四日市)に開催するとされましたが、六斎市では、さらに、たとえば、四と八が付く日に市が開催されました。