アルタイ語系は、ユーラシア大陸を横断する形で分布する言語系統のこと。一般にテュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族からなりたち、日本語や朝鮮語もアルタイ諸語に位置づけられています。かつては、これらの諸言語が共通の祖先（祖語）を持ち、アルタイ語族をなすという仮説が提唱されていましたが、今では下火です。

「アルタイ語」の名は、中央アジアのアルタイ山脈にちなみ命名されました。原則としてSOV型（主語 - 目的語 - 述語）の語順をとるなどの特徴があります。