ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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朝鮮は国号を大韓帝国と改めた

長い歴史の中で、中国大陸と陸続きであった朝鮮半島は、中華帝国の冊封体制下において臣属を余儀なくされ、「皇帝」よりも一ランク下の「国王」の地位に甘んじていました。中華世界において「王国」というのは帝国の従属国という位置付けでした。また、「新羅」「高麗」「朝鮮」という二文字の国名というのも実は一ランク下の国名なんです。だから昔モンゴルは、国名を「蒙古」から「元」に改めたわけですね。ということで、1895年の下関条約において、中華帝国(この時代においては清)から「独立」を認められた「朝鮮王国」は、「大韓帝国」と国号を改めることができたわけです。現在ソウルに残る「独立門」はこれを祝って建設されたものです。(日本からの独立を祝ったものではない点、要注意ですね。)

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