朝敵（ちょうてき）とは、「朝廷の敵」という意味で、天皇および朝廷に敵対する勢力を意味する呼称です。また、朝敵が率いる軍のことを賊軍と呼びます。逆に朝廷の軍のことを官軍といいます。「勝てば官軍」「歴史は勝者がつくる」という言葉と同じように、誰が朝敵とされるのかは時と場合によるものなわけです。

このタイミングでは、長州が朝敵とされましたが、その後、逆に徳川慶喜や松平容保が朝敵とされるわけです。