新婦人協会(しんふじんきょうかい)は、女性の社会的・政治的権利獲得を目指し、平塚らいてう、市川房枝らを中心に結成された日本初の婦人団体です。機関誌として『女性同盟』を刊行。創立から約3年の短命に終わりましたが、治安警察法第5条(女性の結社権(政党加入の権利)、女性の集会の自由(政治演説会に参加ないし主催する自由)の禁止)の一部改正(女性の集会の自由は解禁、結社権は引き続き禁止)に成功。部分的とは言え女性の政治的権利獲得に成功した戦前唯一の婦人団体として、日本婦人運動史上に大きな足跡を残しました。