ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

侍(さむらい、サムライ)は、古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名。「伺候(しこう)する」「従う」を意味する「さぶらう」(旧仮名遣いでは「さぶらふ」〈候ふ/侍ふ〉)に由来する言葉です。朝廷の実務を担い有力貴族や諸大夫に仕えていました。

平安時代のころは、通常は位階六位下位の下級貴族(官人)に位置し、晩年に五位まで昇進することもありましたが、総じてその身分は高くはありませんでした。初期の武士身分は諸大夫身分の軍事貴族と、侍身分の一般武士の二つの階層から構成されていいて、次第にその中でも武芸を仕事内容とする技能官人である「武士」を指すことが多くなっていきました。

関連する学び直しノート